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「国宝・薬師如来立像の復元模刻」唐招提寺から下野薬師寺へ

唐招提寺(奈良県)が所蔵する「国宝・薬師如来立像の復元模刻」が下野薬師寺に寄贈されました。制作は、東京で仏像の制作や修復を行っている宮木菜月氏が唐招提寺に奉納したものです。開眼法要は11月20日(日)に関係者のみで行われました。

国宝薬師如来立像(唐招提寺所蔵/8世紀)の復元模刻
(立像)高さ約160cm
(台座)高さ60cm

遷座開眼法要

令和4年11月20日、奈良唐招提寺第89世長老岡本元興猊下ご臨席のもと、唐招提寺執事長石田太一様、大門寺ご住職添野智譲様をお迎えして厳粛なうちに遷座開眼法要が営まれました。

僧侶行道

境内を本堂に向かう式衆と住職。
コロナ禍のため、規模を縮小して行われました。

 

本尊法楽

本尊薬師如来のご加護と篤信ある方々のお陰により、魔事なくこの事業が成就できたことをお伝えしました。

 

国宝薬師如来立像復元模刻仏

奈良唐招提寺様のご厚意により下野薬師寺の本堂西の間に遷座されました。

 

開眼法要

開眼法要の文を読みあげる住職。
復元模刻像は開眼法要により仏像として手を合わせる信仰の対象になりました。

 

薬師如来の印

薬師如来は十二の大願のもと、人々の心と身体の病を癒してくれる仏様です。右手は施無畏(恐れをなくしてくれる)の印です。

 

住職挨拶

この事業は唐招提寺様をはじめ、多くの方々のお陰で成就することができました。お礼の言葉を述べさせていただきました。

 

唐招提寺長老ご祝辞

当日はこの法要のために奈良唐招提寺長老岡本元興猊下がおいでくださりました。ありがたいご祝辞をいただきました。

 

感謝状贈呈

お世話になった方々に住職より感謝状と記念品を贈呈いたしました。

 

記念講演

「復元模刻仏」の制作者、宮木菜月氏より「復元模刻仏制作の裏ばなし」という題名のもとご講演をいただきました。

 

パネルを使った解説

制作者ならではのお話をお聞きし、仏像に一層の親しみを覚えました。

 

ご講演を聞く

一本のカヤの木が仏像になりました。このご法要が、すべてご縁によるものと改めて感謝いたしました。

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