整備された本房エリア
山門
江戸期の建物。
平成の大修理と寺名復古を記念して、新たに左に「舊(旧)安國寺」、右に「下野薬師寺」の門札をかかげました。
山門扁額
先代住職、弘道和上95歳の書「色即是空」。
本堂
江戸期の建物。
明治35年に台風により倒壊。使用できる古材で再建したものです。
平成29年より長年の老朽化による傷みを修理しました。(平成の大修理)
本堂天井の雲龍図
江戸時代に描かれた雲龍図で、汚れていたものを灰汁洗いをしたら見事によみがえりました。藤原洞泉安富の名前が記されています。
日本三戒壇の瓦
本堂内に展示されています。 奈良 東大寺、下野薬師寺、筑紫 観世音寺の古瓦が一堂に並んでいます。
創建時の礎石
山門前にあります。
礎石の中央に丸く柱の穴があけれているのが分かります。
史跡 下野薬師寺跡の碑
山門前にあります。
大正10年3月3日 内務省より下野薬師寺跡全域が国指定史跡に制定された記念碑。昭和13年建立されました。
十九夜塔
山門の横にあります。
文化14年の年号が刻まれ、右「うつのみや」左「かみのかわ」の道標も兼ねている珍しい石塔です。
摩尼車(まにぐるま)
山門西にあります。
平成13年、戒壇院霊園造成を記念に建立。摩尼車を廻せばお経を唱えたことと同じご利益があるといわれています。
十三重塔
庭園の中央にそびえています。
平成17年、戒壇院霊園造成を記念して建立されました。